ABC057 D - Maximum Average Sets
解法
平均値の計算方法を思い出すと、
ですので、データの個数はより少なく、そしてデータの値の総和はより大きいものを選んだ方が得になります。
ということで、一番少ない個数になるのは個だけ選んだ時で、データの選び方は降順にソートしたデータを前から順番にとった場合になります。
ということで、まず平均値の最大値がすぐに求められます。
ということで、まずは個のデータを降順にソートして、大きい方から個だけ抽出し、平均の最大値を求めてしまいます。
さて、求めた値になるようなデータの選び方を探ります。
2パターンに場合分けをすることができます。
個抽出したときのデータの最大値を、最小値をとします。
のとき
選んだ個の値はすべて同じ値になっています。
この値が個存在するとき、個選ぶ方法は
となります。個以降も同様に
のようになっていくので、最終的に
が答えとなります。のとき
このとき、個以上値を選んだ場合、必ず平均値が最大ではなくなってしまいます(まだ選んでいない数字は、必ず現在の平均値より小さい値になっているためです)。
よって、個しか値を選ぶことはできません。
が、が番目以降にも存在した場合、選ぶパターンを変更することができます。
の全体の個数を、が個選んだ中に含まれる個数をとすると、答えは
となり、これが答えになります。
ということで、2つのパターンのどちらかに当てはめて計算すれば、答えを求めることができます。