ツバサの備忘録

主に備忘録代わりに精進記録を載せていくつもりです。

ICPC2020国内予選 参加記

とまとさん、るぎうさんとの三人で出る。正直、AtCoderで黄色三人のチームは弊学でここだけで、最近は自分の調子も良かったので何もなければ通っていると思っていた。
コンテスト前、大学に来て出ている他の5チーム(?)全部に挨拶してまわる。イケメンだったsuzuken君が眼鏡をかけてさらにイケメンになっていて、気づかなかった。ごめん。

コンテストが始まる。
...
リロードを押す。コンテストが始まる。
...
問題が見えない。びっくりしてコーチの元へ向かうと、他のチームの代表者も来ていた。安心(安心ではない)。
部屋に戻る。るぎうさんに、コンテストサイトは見えた(問題はまだ)と言われ、改めて報告しに行く。何かあったら教えてくださいと言い、戻る。
部屋に戻る。るぎうさんに、問題が見えたと言われ慌てて問題を開く。Aはとりあえず適当に書いてしまえばいいや、と言い書く。AC。

Dを開く。構文解析が見えたので身構える。と同時に、とまとさんから「B問題が読めない><」と言われる。落ち着いてもらうため、僕がBを読み、とまとさんにDを押し付ける。読んだらUnionFindを貼ればいいと書かれていたので、ICPC特別ルールに感謝しながらライブラリをぺたり。AC。

Dへ行く前にC担当のるぎうさんに声をかける。るぎうさんはpython使いで、Cはどうやらc++の方がはやく終わって良い、ということなので僕が実装をする。計算量があんまり計算できなかったけど、まぁ適当に枝刈りをしておけば間に合うだろう、と適当にコードを書く。かなり進みが遅いが、しばらく待つと実行が終わる。AC。
順位表を見ると、弊学TOP3チームが仲良く並んでいて、ここからが勝負だと確信する。

3人がDへ集合する。うんうんうなる。解けない。
Eをチラ見すると、ICPCでは初登場?のMOD数え上げ。チームの数え上げ問題枠だったので、嬉々として取り組む。解けない。
順位表から、EよりDの方がいいと判断し、渋々戻る。
引き続き、3人でうなる。解けない。
途中、僕がEに再び挑んだり、Fが通っていたのでFをとまとさんに読んでもらったりしていた。
気づいたら残り30分ほどになる。
るぎうさんの一言をもとに、正当性に確信を持てない解法が生える。
とまとさんに構文解析の解析パートを書いてもらい、自分が本編を実装する。この時点で説明を端折った結果、僕以外が解法を理解していなかったのがまずかった。
実装が終わるが、サンプルが合わない。焦る。このあたりで、他所から歓声があがる。順位表を見ると、UHISHIROが5完していた。終わった…
解法を疑い、別の変な解法を編み出す。もちろんサンプルが合わない。
とまとさんがこっそりFを実装していたらしく、サンプルがあう。が、実行するとREになったらしい。
Dも振り出しに戻り、そのままコンテスト終了…

終わってからUHISHIROのDを聞く。最初に生えた解法があっていた。なんで…
Fもとまとさんに解法を聞くと、すごくそれっぽい。もっとはやくFを教えてあげられたら…?
EもUHISHIROに聞く。30×30まではできたけど、こんなの思いつかない。数え上げが多少は得意だと思っていたけど引退…
その後も感想戦は続く。
そもそもDをバグらせなければ…?
Dの解法をきちんとるぎうさんに説明していれば…?
あるいは、とまとさんをDに引き戻して一緒にデバッグしていれば…?
この1年何をしていたの…?
競プロなんてやってないで、真面目に学業に取り組むべきだったのでは…?
とまとさんとるぎうさんは最後の年なのに、僕がA~Cやって終わりでいいのか…?
頭の中をいろいろなことがぐるぐる駆け巡る。感想戦の間、ずっと「うー」とか「あー」とか言っていた。

感想戦が長引いたので、UHISHIROメンバーと夜ご飯を食べる。諸事情によりうどんだったので、通過記念に奢ってあげようと思っていたが、すっかり忘れてしまった(今度やる、忘れていたら教えて)。
途中、suta君が「あ、あれを注ぐのか!」と言って急に席を立つ。何かと思えば、温かいうどん用の出汁を注いでなくて、うどんだけで食べていたっぽい。浮かれすぎ?
通過チームと一緒にごはんを食べていて、一人だけお通夜ムードだった。ごめん。


帰り道、1時間電車に揺られる。
ここでも頭の中でいろいろなことが巡る。
自分だけあと2回あるのに、とまとさんとるぎうさんのラストチャンスを奪ってしまったという思いがやっぱり強く、泣きそうになる。最近好きなReoNaさんの曲が、割と悲しめの曲が多いこともあり、イヤホンで聞いていて追い打ちをかけられた。電車なのでなんとか耐える。去年の学生コン予選で落ちた時は友達に電話をかけて泣いてしまったので、少しはメンタルが成長しているかもしれない。
誰か友達にラインをしようかとも悩んだ。そういえば、一緒に出ていた競プロ友達全員大学に居たのに、コンテスト後は誰も会いに来なかった。気を使ってだったのかな、ごめん(最近レートを振りかざして調子に乗っていたのでそれのせいかも、これもごめん)。いろいろ悩んだ結果、最寄り駅あたりでようやく、ICPCの後にラインをくれていた人に話しかけた。ちょっとメンタルが落ち着いた。

家に帰ると、親に順位表を見られていたことを知る。いろいろ話すと、また悔しさがこみあげてきて泣きそうになったので、慌てて自室に逃げてこの参加記を書き始めた。

とはいえ、幸い、悔しさをばねにして頑張ろうって思えるタイプみたいなので、またここから頑張って行こうと思う。ラストチャンスだったとまとさんとるぎうさんの分も、来年リベンジしたい。来年は僕が独りぼっちになってしまうので、まずはチームメイトを探すところから始めなければ…
ところで、競プロに熱中していたせいで学業がピンチらしい。助けて。
(お気持ち成分が多かったので普段と違う口調です。読みづらかったらごめんなさい、読んでいただきありがとうございました。)